諏訪神社
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- 神社名:諏訪神社
- 神社名カナ:スワジンジャ
- 鎮座地:〒899-8604 曽於市末吉町諏訪方9814-1
- 例祭日:十月二十八日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:箱入巻物二部~刺繍経文、諏訪縁起物語(絵入り)
御祭神
- 事代主神(コトシロヌシノカミ)
- 建御名方神(タケミナカタノカミ)
- 大日霊貴神(オオヒルメムチノカミ)
由緒
島津氏九代忠国公は、薩隅日の諸豪族が背き国内が騒然としたため、国久公を鹿児島清水城の守護に当たらせ、最も勇勢な肝付氏、伊東氏の南侵を鎮定するため、永享四年自ら兵を率いて末吉亀鶴城に出向して同城を根拠地とし、その折鹿児島坂元福ケ迫の諏訪大明神を守護神として城内に勧請し崇敬された。その後反乱常ならず、前後十ケ年間しばしば亀鶴城に出向して鎮定にあたったが、その勢威は三州を被うに至らなかった。戦国時代となり、十四代勝久公は、天文五年丙申七月二十一日新たに福ケ迫諏訪大明神下社を守護神として勧請し、城内の大明神とともに諏訪山に祀られた。十六代義久公に至って肝付氏を降し、天正四年十二月伊東氏を高原に破って三州が平静に帰したため、益々信仰を篤くされた。
村の宗廟として、領主及び邑人の崇敬が篤かった。文化十四年二月出火し、鳥居を除き社殿が烏有に帰したため、安政五年三月改造。明治六年神社整理の折長田神社となったが、昭和五年六月十三日諏訪神社への復称が県より許可された。