投谷八幡宮

- 神社名:投谷八幡宮
- 神社名カナ:ナゲタニハチマングウ
- 鎮座地:〒899-8421 曽於市大隅町大谷5536
- 例祭日:十月十五日に近い日曜
- 通称:投谷八幡(ナゲタニハチマン)
- 旧社格:郷社
- 神紋:
- 摂末社:6
- 社宝:第十七代藩島津義久公や第十九代家久公の詠歌懐紙二枚短冊二枚 第二十七代斎宣公詠歌短冊二枚 康綱の刀 棟札十三枚 妻板一枚
御祭神
- 仁徳天皇(ニントクテンノウ)
- 神功皇后(ジングウコウゴウ)
- 応神天皇(オウジンテンノウ)
神事・芸能
二月中の卯の日に近い日曜~鈎引き・田植神事 春祭(田遊び)の神事として行われ、田植神事には木牛を用いる。
七月最後の日曜~茅の輪くぐり 以前は六月三十日に行われた。茅の輪をくぐる人達に両側より社人が榊柴で塩水をかける。これをうけた人は流行病に罹らないという。
十月十五日に近い日曜~浜下り 古くは八月十五日の神事で、鉾に面や鏡を付けた王子の御神体に美しい色布を被せ、大隅町月野の胞衣松(いやまつ)の石神堂(いしがんどん)と大迫の花立松という御旅所に浜下りをする。以前はこの色布を子供の着物に付けると育ちが良いとされ、貰って帰る風習があった。
由緒
和銅元年八月十五日の創建と伝えられ、大隅正八幡(鹿児島神宮)の別宮である。肝付氏、島津氏の崇敬篤く、慶長七年島津義久、家久両公が参詣し和歌を奉納した。また文化二年に奉納された斉宣公の短冊二枚が伝わる。
特に、子育ての神との信仰がある。
平成十五年四月二十二日、祢下投谷八幡神社の本殿・四所宮・地主社と、附属として十三枚の棟札及び妻板が、鹿児島県指定有形文化財(建造物)となった。
平成二十九年一月二十三日 曽於市大隅町大谷の稲荷神社を末社に加えた。