万八千神社
- 神社名:万八千神社
- 神社名カナ:マンハッセンジンジャ
- 鎮座地:〒893-1604 鹿屋市串良町下小原4857
- 例祭日:十月二十日
- 通称:
- 旧社格:村社
- 神紋:
- 摂末社:
- 社宝:
御祭神
- 別雷神(ワケイカズチノカミ)
- 経津主神(フツヌシノカミ)
- 武甕槌神(タケミカズチノカミ)
- 倉稲魂神(ウカノミタマノミコト)
由緒
和銅二年領主仁禮氏が山城の賀茂神社を勧請し、賀茂大明神として創建した。その後文治年間、肝付氏二代河内守兼経が常陸の鹿島大明神、下総の香取大明神をも勧請して八幡大明神と称し、肝付氏の守護神として崇祀した。武神として、大隅国総八幡宮として大いに栄えたが、肝付氏没落後は島津氏により八幡の社号を剥奪され、八幡を逆読して万八千と称するようになったと伝えられる。
宝暦五年、領内一円からの大勧進により現在の総タブ材の社殿が造営された。
なお三国名勝図会によれば、弘安四年の元寇の際、万八千の大明神が九万八千の軍童子と化し、萩の弓薄の矢で元軍を悉く退治されたため、九万八千大明神と称されたという。