鹿児島神社町 KAGOSHIMA SHRINE AGENCY

  • 神社名:鵜戸神社
  • 神社名カナ:ウドジンジャ
  • 鎮座地:〒893-1103 鹿屋市吾平町麓3579
  • 例祭日:十月十九日
  • 通称:
  • 旧社格:郷社
  • 神紋:
  • 摂末社:
  • 社宝:

御祭神

  • 鵜茅葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)
  • 玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)

由緒

昔、鵜戸六所権現、鵜戸権現、鵜殿神社とも称された。「姶良名勝誌」に、「鵜戸六所権現、尊神六躰木神像高五寸五分宛座像 彦五瀬命 稲飯命 三毛入野命 彦波瀲部武鵜茅葺不合命 玉依姫 神武天皇 御祭九月十九日…」とある。文禄三年大脇主馬太夫盛親が書写した「神記」によれば、天平十九年九月十九日勅により六所大権現と号し、弘安三年二月十日勅使の下向があり、また享禄四年火災により焼失荒廃し、大脇大膳なる者が荒蕪地を開き小社を営んだことが記されている。その後、明和五年島津重豪が社殿を建立し、本田出羽守親盈に命じて神霊を勧請した。鵜戸神社御宝殿改築棟札によれば、当社の御宝殿は長久四年癸未に建立されていたという。創建は定かでないが、相当の古社であることが知られる。

元、姶良山稜奉拝所の東にあったが、明治四年十一月御神殿修復のため八幡神社境内地に仮に遷座それ、同六年一月郷社に列せられ、昭和三十九年旧本殿・舞殿を現在地に新築し遷座された。八幡神社は、明治四年末に上名中福良へ遷座された。

明治四十五年七月二日無格社御年神社を合祀した。

氏子は麓・上名・下名にわたり信仰の中心として今日まで継承されている。