霧島神宮/天孫降臨記念祭・御神火祭
霧島神宮
鎮座地 | 〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 |
---|---|
御祭神 | 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊 (アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト) |
相殿神 |
|
例祭日 | 9月19日 |
現等級 | 別表社(旧官幣大社) |
御由緒 |
霧島神宮は天照大神より「豊葦原の千五百秋の瑞穂の国は 是れ吾が子孫の王たる可き地なり 宜しく爾皇孫就きて治せ 行くませ 宝祚の隆えまさむこと 当に天壤と窮無かるべし」との御神勅を戴いて、三種の神器と稲穂を捧持して高千穂峰に天降りまして天壤無窮の皇基を建てられた日本の肇国の祖神 瓊瓊杵尊を主祭神として奉斎しています。 |
特殊神事 | 天孫降臨記念祭・御神火祭 11月10日 |
本宮及び高千穂河原古宮址の斎場に於いて国運隆昌の祭典を行い、斎場と高千穂峰の頂上に於いても御神火を奉献する特殊な御祭りです。
当日の早旦、神饌所にて清浄な火が採火され、午前10時の天孫降臨記念祭に本殿外陣にお供えされ、国家の安泰と国民の平安が祈念されます。
本殿の御神火は、その後 蔭灯に移され、高千穂河原神籬斎場と高千穂河原頂上に神職の手によって運ばれ、夕闇せまる午後5時より、天孫降臨御神火祭が厳粛に斎行されます。
祭典では、松明に火を移し、高く積まれた祈願絵馬にその火が点火され天孫降臨神話の御事績が称えられます。
また、崇敬者の願いが成就するよう祈願札が大祓詞の奏上とともに御神火に投ぜられ、お焚き上げされます。
祭典後には勇壮な霧島九面太鼓と霧島神楽も奉納され、また神前にお供えされたお餅や撤下神饌が振る舞われ、参列者は御神火の残り火でお餅を焼いて御利益に与っています。
九面太鼓